長期優良住宅の家を建てよう!

家づくりを具体的に進めていくなかで、「長期優良住宅」という言葉をよく聞くという方も多いのではないでしょうか。
なんとなく“優良”であることは間違いなさそうですが、具体的な内容までは分からないという方も多いかもしれません。

“長期的に住める優良住宅”というメリットはもちろん、税制面での優遇も得られる住宅です。

今回の記事では、「長期優良住宅と一般住宅との違いはあるの?」「長期優良住宅にするときの注意点を知っておきたい」といった疑問や不安をお持ちの方にも参考になるように、長期優良住宅の特徴やメリットなどを詳しくお伝えしていきます。

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長期優良住宅ってどんな家?

国による「長期優良住宅制度」の基準をクリアし、長期的に良好な状態で暮らせるような工夫がされた住宅を長期優良住宅と言います。

主な基準は次のようなポイントです。
これらの基準をクリアすれば、一般住宅と違い「長期優良住宅」と認められます。そのポイントを分かりやすくご紹介していきます。

◎劣化対策

親から子、さらに孫…というように、何世代にも受け継げるような丈夫で強靭な躯体で建てることが求められます。

◎耐震性

地震が起こったとしても、耐震性に優れた家なら少しの改修で住み続けることができます。
長期優良住宅には、「耐震等級2」「耐震等級3」「制震」などの基準が求められます。

https://vacances-tokai.com/wp/column/performance/3149/

◎省エネルギー性

断熱性や気密性を重視した家づくりで省エネ性能を高め、光熱費をおさえることが長期優良住宅の基準のひとつです。

◎可変性

可変性とは、暮らす人のライフスタイルが変わっても、それに合わせて間取りリフォームをしやすいように工夫されていることです。
ただ、「戸建て住宅」という時点で将来的なリフォームはしやすいので、可変性はクリアできています。

◎維持管理・更新の容易性

構造躯体と違い、設備配管はそもそも耐用年数が短いため、維持管理をしやすくすることで家の寿命も高まるという基準です。

◎バリアフリー性

将来的にバリアフリーのリフォームをするときのため、長期優良住宅には問題なく行えるようにスペースを確保していることが求められています。
ただ、バリアフリーに関しても、そもそも戸建て住宅ならクリアできていると見なされます。

◎住戸面積

最低でも「75㎡以上」の広さを持つのが長期優良住宅です。

◎居住環境

周辺環境になじむような景観が求められます。

◎維持保全計画

家を建てるときから、将来長く保てるように点検補修計画をしっかりと建てることが求められます。

◎災害配慮

自然災害時に被害を受けない、もしくは軽減できるように配慮が施されている基準です。

長期優良住宅の家に住むメリットについて

長期優良住宅のメリットを見ていきましょう。

◎【メリット1】安心して長く住めるという“証”になる

長期優良住宅の大きなメリットは、言葉通り「長期的に住める優良な家」ということではないでしょうか。
家は一生に一度レベルの大きな買い物ですから、長寿の家は理想的ですよね。

建て方やデザイン、価格などは関係なく、新築の頃にはどんな家も新しく綺麗です。
でも、「地震・大雨・台風・猛暑・吹雪・大雪」など住み続ける中でさまざまな試練に見舞われることは間違いありません。そこで、一般の家との違いが出るのが長期優良住宅です。

耐震性の高い長期優良住宅なら、万が一地震が起こったときのダメージを減らしてくれるメリットがあります。
それに、省エネルギー性のある長期優良住宅は、一般の家と比べても断熱性や気密性などに違いがあります。断熱性が高く、外気の熱気や冷気が家のなかに伝わりづらく、エアコン効率も高まって省エネというメリットも長期優良住宅にはあります。

猛暑や大雪など気候の変動によっても、家の中は快適で家族みんなが安心して過ごせるメリットを持つ長期優良住宅なら数十年先の家族の暮らしを守ってくれるでしょう。

https://vacances-tokai.com/wp/column/money/1451/

◎【メリット2】税制面で軽減を受けられる

長期優良住宅と一般的な家との違いは、税制面で軽減できるメリットです。

・固定資産税の税額が軽減

通常、固定資産税の支払いは、新築の一般的な戸建て住宅の場合、3年間は1/2になる減税措置を受けられるメリットがあります。
長期優良住宅は一般的な住宅とは違い、5年間は軽減措置が適用されるのです。
固定資産税は家を建てると毎年のように支払う税金ですが、5年間も軽減できるのは嬉しいメリットです。

・不動産取得税が軽減

固定資産税と違い、不動産取得税は取得時の1回のみの税金で、土地と建物のそれぞれにかかります。通常、新築の戸建て住宅では1200万円の控除があります。
一般的な住宅と違い、長期優良住宅なら1300万円の控除がでるという違いがあってメリットとも言えます。

・住宅ローン控除

住宅ローンを使って家を買った場合に利用できる住宅ローン控除ですが、長期優良住宅なら「控除対象限度額が3000万円→5000万円」へと引き上げられるというメリットがあります。
(2023年12月31日までの入居の場合)

◎【メリット3】住まいの価値が高まるメリット

長期優良住宅と一般的な住宅との違いを挙げるとすれば、家が長持ちする点です。築年数とともに起こる劣化も緩やかになるのがメリットです。

世代を超えて住める家づくりで、一般的な家とは違い、数十年後でも資産価値が下がりにくいという点もメリットとなるでしょう。

将来的に売却するときがやってきても「長期優良住宅である」という価値を謳うことができます。
一般的な住宅とは違い、住まいに“長期優良住宅”と認定された付加価値がついた家です。

長期優良住宅にはデメリットがあるの?

長期優良住宅には、「安心した暮らし」「長く住める」「金銭的な優遇措置」など一般的な家と違い、メリットがたくさんあります。
ただ、メリットもあれば、デメリットと言える点もあるのです。

たとえば、一般的な住宅との違いは、長期優良住宅と認められるために申請が必要である点です。

長期優良住宅の基準に沿って建てられても、申請をしなければ「長期優良住宅」の認定を受けることができません。
書類の作成や申請手数料なども必要で、長期優良住宅の性能を満たすための建材や建築でコストがかかる点もおさえておく必要があります。
ただ、手数料等がかかっても、基本的には建築を依頼する住宅会社に代行してもらえるので安心です。

こういった「申請が必要・費用がかかる」という点はデメリットと言えるかもしれませんが、それを上回るほどのメリットが得られるのが長期優良住宅です。

家づくりは、建てたら終わりではないため、「いかにコストをおさえられるか」という一時的な観点で家づくりをすると大きな後悔を生んでしまいます。

完成すると、家族の人生を守ってくれる“住まい”。これから何十年と毎日です。
自然の気候変動や災害のなかでも安心できる、またはダメージを大きくおさえられるかという視点で考えれば、建築時のコストアップはデメリットと捉えず、長持ちするためのメリットにもつながるポイントかもしれませんね。

住んでみて違いが分かる、性能の良い長期優良住宅

家づくりでは「耐震性」や「高気密高断熱」という言葉を耳にします。最近では当たり前のように使われる言葉ですが、「築年数の古い家とは何の違いがあるのだろう…」という気持ちになる方もいるでしょう。

でも、性能の良い住宅に実際に住んでみると、一般的な古い住宅との違いにすぐに気づきます。

たとえば、築年数の古い家に住んでいた人が「近くの道路で大型車両が通るたびに揺れる」という思いを経験していたとしましょう。
基礎や土台がしっかりしている耐震性のある長期優良住宅ならそれを感じづらくなり、違いを実感するかもしれません。大きい地震がくると家は揺れるかもしれませんが、構造のダメージをおさえ、家の寿命を短くすることもありません。

また、断熱性能にも優れている長期優良住宅なら、室内温度にも違いが感じられます。
一般的な古い家とは違う、快適に保てるという違いに気づけるでしょう。

寒い冬でも厚着をしなくてもいい、逆に暑い夏でもお家の中は涼しい空間となり、熱帯夜と言われる日にも違いが明白。心地良い眠りにつくことができるのもメリットです。

「長期優良住宅」には暮らす人が本当の意味で快適でいられる性能の良さが備わっているのです。

https://vacances-tokai.com/wp/column/questions/2597/

まとめ

「家を建てよう」と考えた日から、家族みんなで理想の家について語る楽しみが増えますよね。
デザインや間取りにこだわるのはもちろん素敵ですが、もっとこだわりたいのが住まいの性能です。

毎年のようにやってくる暑い夏や寒い冬でも「家に帰れば快適」、地震で揺れたときも「この家なら安心」、そんな風に言えるのが長期優良住宅の魅力と言えるでしょう。

スタイルカーサでは、全棟長期優良住宅なのでおすすめです。
デザインはもちろん、耐震性や断熱性・気密性も兼ね備え、住む人の笑顔が溢れる家づくりを実現しています。

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