【外構工事】外構で植栽を植えるならオススメの植物【シンボルツリー】

新築の外構工事で植栽を計画すると、家の外観に緑が添えられ、おしゃれな雰囲気に仕上がります。
さらに、外観のアクセントになるシンボルツリーを外構工事で植栽すると、新築が一層華やいだ印象になるでしょう。

ただ、外構工事の植栽計画では、どんな樹木を選ぶべきか悩みますよね。
“家の顔”にもなる大事な植栽ですから、見た目だけでなく、メンテナンスのしやすさにもこだわって選びたいところです。

今回は、お住まいの外構工事の植栽のポイントと、シンボルツリーに選ぶ樹木のおすすめについて詳しくお伝えしていきます。

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シンボルツリーを植えよう

外構工事の植栽をするとき、「シンボルツリー」を取り入れる方が増えています。
そもそも「シンボルツリー」とは何なのでしょうか。

◎シンボルツリーとは?

シンボルツリーとは、お住まいの外構工事の際、お庭のなかでひときわ目立つ“シンボル”とも言える樹木です。
外構工事でシンボルツリーに選ぶ樹木は、お住まいの外観や好みなどで家ごとに異なります。

「木や葉の形」「花が咲くかどうか」「実がなるものか」「植える場所はどこにするか」などによって、家の外観の印象がかなり変わるため、外構工事で植栽するときはさまざまな観点から考えましょう。
また、樹木の種類ごとにメンテナンス面も違うので、特徴を把握しておくことが大事です。

◎シンボルツリーがあることのメリット

シンボルツリーを外構工事に取り入れると「家の外観をお洒落にする」「日差しをカットできる」「景色が綺麗」という効果があります。

せっかくの新築ですから、殺風景な景色よりも緑を取り入れた外構工事にすることで、外観はもちろん、部屋から見える景色が“癒し”にもなるでしょう。
外構工事の際、照明計画も行うとライトアップされた夜間の樹木がとても綺麗に見えます。

管理や手間がどれだけかけられるか植栽を選ぶ

メンテナンス面ともかかわるので、樹木が生長したときのサイズ感を確認しておきましょう。

外構工事におけるシンボル的なシンボルツリーですが、大きく育ち過ぎるとメンテナンスがしづらくなります。
そればかりか、ほかの樹木とのバランスが悪くなり当初のイメージから遠くなり、外観の印象が悪くなるかもしれません。

樹木が低過ぎると“シンボル”と言い難くなったり、逆に高過ぎるとメンテナンスがしづらいこともあるでしょう。
メンテナンスしやすいのは2~2.5m程度の樹木です。
剪定時でもちょっとした台にあがれば自分でもメンテナンスできるでしょう。
3mを超えると自力でのメンテナンスが困難になってきます。

また、植栽の種類によって生長スピードは変わるので一概に言えませんが、1年に1回は剪定しメンテナンスをすれば「大きくなり過ぎること」を防止できます。

https://vacances-tokai.com/wp/column/questions/3143/

外構工事の植栽選びでは、手がかからない樹木を選びたい方もいるでしょう。
そこで知っておきたいのが常緑樹と落葉樹のメンテナンス面です。

主な違いは「落葉するかどうか」です。
落葉樹は秋頃から冬に向けていったん全ての葉が落ちます。
葉がなくなると外観は少し寂し気な印象になりますが、樹木のボリュームがなくなった分、光が入りこんで冬には暖かいというメリットを感じることもあります。

また、落葉樹は季節を感じやすい樹木でもあります。
落葉した葉の掃除など手間はかかりますが、手間をかけただけの癒しを与えてくれるのも落葉樹です。

一方の常緑樹は、“常に緑”で葉が全部落ちる時期がなく、樹木のフォルムが変わりません。
プライバシーを守る意味でシンボルツリーを植えるなら、葉っぱが落ちない常緑樹がいいかもしれませんね。

また、常緑樹と落葉樹はメンテナンス面が異なります。
葉っぱが落ちる落葉樹は、秋頃になると落ちた葉っぱの掃除メンテナンスに手がかかるでしょう。

おすすめのシンボルツリー5選

次はおすすめできるシンボルツリーについてお伝えしていきます。

◎地中海の雰囲気を演出できる「オリーブ」

洋風な雰囲気のある「オリーブ」は、近年の新築住宅の外構工事の植栽でも人気の常緑樹です。
オリーブは暖かな気候が特色の地中海地方が原産地ですが、実は暑さや乾燥だけでなく、寒さにも強く、かなり丈夫で育てやすい特徴があります。

オリーブには害虫がつきにくいという特徴もあって、育てやすい植栽と言われています。
地植えはもちろん、鉢植えで楽しむことも可能です。
メンテナンスで剪定しないまま放っておくと8mを超える高さに育ってしまうことも。
小さく育てたいときは、早い段階から剪定のメンテナンスをしたり、鉢植えにしたりなどで対応できます。

また、オリーブは初夏にかけて可愛らしい白い花が咲き、その後は「実」がなります。
実がついたオリーブの植栽は、より地中海風の雰囲気が感じられます。
花や実がなると可愛らしく、より地中海風の雰囲気になるでしょう。
光沢のある緑の葉は揺らいだときに銀灰色に見え、お住まいの外観で美しく輝くような魅力を放ってくれそうです。

「実」については苦味があるので生食には不向きですが、加工により食することも可能です。
さまざまなデザインの家の外観を爽やかに彩ってくれる植栽です。

◎シンボルツリーの代表的な樹「シマトネリコ」

シンボルツリーの数ある種類のなかでも外構工事で人気なのが「シマトネリコ」です。
常緑樹で年中緑が綺麗な樹で光沢のある葉っぱが軽やかな印象にしてくれます。

生命力に溢れているシマトネリコを外構工事の植栽で選ぶ方も多いです。
小ぶりな葉っぱがとても綺麗でおしゃれ、5月頃になると白い花も咲きます。
お住まいの外観を選ばず、比較的どんなテイストのデザインにもマッチする樹木です。

メンテナンス面ですが、敢えて肥料を与えなくても自然の日光や土から得る栄養分で育ってくれます。放置すると大きく育ち過ぎてしまうため、ときどきメンテナンスで剪定して小ぶりに育てるといいでしょう。

◎ナチュラルな雰囲気で人気が上昇中「アオダモ」

落葉樹の「アオダモ」は、日本の産地で自生できる生命力の強い樹木です。
害虫被害もあまりありません。季節によって「美しい緑」「白い花」「紅葉」というように庭の雰囲気を変え、目を楽しませてくれる存在となるでしょう。

もともと自然に自生していたことから、ナチュラル感のある樹木です。お住まいのデザインを選ばず、古い印象の日本家屋にもマッチするとあって、外構工事の植栽に選ぶ方も増えてきました。
中高木のアオダモはとても存在感のある植栽となり、近年の新築の外構工事でもよく検討される種類となっています。

自然に生きているアオダモの場合、ゆっくりとした成長で10m以上に育つケースもあります。
外構工事の植栽として選んだ場合は、葉が落ちる頃に剪定することで「生長し過ぎ」をおさえることも可能です。

また、アオダモは細いラインの枝が特徴的で、樹木の下部は寂しい印象になるかもしれません。ほかの樹木との組み合わせで上手に植栽計画することをおすすめします。

◎お手入れしやすいと人気の「ソヨゴ」

常緑高木の「ソヨゴ」はメンテナンスしやすい特徴から、外構工事の植栽として人気があります。
日があたりにくい場所への植栽も可能で、成長は緩やかです。
常緑樹のソヨゴは、一年を通して“緑”の綺麗な様子を楽しめます。
風が吹いて葉が揺れたときの音から「ソヨゴ」と名付けられた植栽です。

初夏にかけて花が咲き、そして夏が過ぎた頃に可愛らしい赤い実がなります。
花や実、緑と一年中お住まいの外観に彩を添えてくれる植栽です。

◎可愛い花が魅力の「ハイノキ」

ハイノキは「生長が遅い・虫にも強い」という特徴からメンテナンスしやすく、シンボルツリーの植栽に選ぶ方も多い人気の常緑樹です。

日当たりがあまりよくない場所でも育ちます。
むしろ、日当たりが強すぎると乾燥に弱いハイノキの元気がなくなるので、植える場所・向きに注意しましょう。

また、生長が遅いので剪定のメンテナンスの手間がいりません。
極端に大き過ぎることがないので、簡単なメンテナンスで済む点は魅力的に見えるでしょう。
害虫もあまり発生しない点も植栽の候補にあがる理由のひとつかもしれません。

https://vacances-tokai.com/wp/column/land/2803/

まとめ

植栽のなかに目立つ「シンボルツリー」を取り入れると、外観が引き締まるアクセント効果が得られます。
外構工事で植栽を計画したくても、その樹木の選び方が難しく感じる方も多いでしょう。
今回お伝えしたように、常緑樹や落葉樹などの違いもおさえて外構工事の際に選ぶことをおすすめします。

また、外構工事の植栽のときに屋外の照明計画も考えましょう。
素敵な緑の演出ができる植栽に照明を施し、日中とは異なる顔を演出できます。
剪定やメンテナンスが欠かせないため、しっかり特徴をおさえて選ぶことが大事です。

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