【虫対策】戸建てを建てたらやっておきたい虫対策7選【虫嫌いの皆様必見】

“虫が出る家”と聞くと、多くの人は築年数の古い家を連想するのではないでしょうか。
でも、新築でも「入れる箇所」を見つけて虫は侵入してきます。虫嫌いの人にとっては、虫の姿を見るのさえ怖いですよね。戸建て住宅を建てた後にやっておきたい虫対策をお伝えしていきます。

また、戸建てを建てるときに虫に関する被害や侵入しやすい箇所など事前知識を頭に入れておくことも虫対策のひとつとなります。

さっそく、戸建てを建てるときに知っておきたい虫が入らない家の虫対策について見ていきましょう。

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新築戸建てで虫が出るとこんな被害が

虫に苦手意識がない人は「虫が出たら退治するだけ」と思うのではないでしょうか。
でも、戸建て住宅に虫が出ると、虫を捕獲すればいいという単純な問題だけでは済みません。
まず、きちんと知っておきたいのが虫による被害です。

◎不快感と衛生的な問題

虫は多くの人を不快にさせる見た目をしているほか、不衛生な生き物である点も理解しておかなければなりません。

特に、害虫でもあるハエ・ゴキブリ等が戸建て住宅に侵入した場合、食べものや食器、テーブル、子供のおもちゃ…など、さまざまな物に菌を付着させます。
それを介して人間の身体に食中毒などの悪影響を及ぼす恐れがあるのです。

◎人間の健康を脅かす可能性

虫のなかには、人を刺す習性を持つものもいます。
たとえば、毒を持っているムカデが家に出没すると噛まれるかもしれません。
「腫れる・かゆい・痛い」という患部の症状のほか、ひどければ頭痛や発熱、嘔吐といった重症な症状を引き起こすケースもあります。

そのほか、蚊やダニも人を刺し、刺された箇所の痒みにともなって皮膚が傷ついて雑菌が身体に入り込んだことで化膿することもあるでしょう。

◎建物にも被害をもたらす虫たちもいる

人の健康面に影響を及ぼす虫だけでなく、人目につかないところで建物を食べる「シロアリ」も気をつけたい虫です。
“アリ”とは言っても、一般的によく見かける黒いアリとは生態も分類も大きく異なります。

シロアリは実はゴキブリの仲間で、戸建て住宅に使われている“木材”が大好物。
特に床下の湿気を帯びた木材に大量発生し、建物の要となる基礎を食い荒らす恐ろしい虫です。


いったんシロアリが住み着くと、新築で耐震性の高い建物も劣化スピードが早まるかもしれません。
シロアリは「湿気を含んだ木材・腐った木材」が好きなので、湿気のない家づくりをすることが大事です。
シロアリの被害を想定した虫対策は家づくりのときに踏まえつつ、虫が入らない家づくりをしましょう。

https://vacances-tokai.com/wp/column/performance/3149/

戸建住宅でやっておきたい虫対策7選

エサとなる虫を目当てに別の虫が家に入る…というように、虫は1匹でも入ると増えていく可能性が高まります。
戸建て住宅では虫対策をし、虫が入らない家づくりが大事です。

◎虫対策①:湿気の溜まらない家づくりで虫が入らない家に

ふだんは「日光があたらない木の陰・ジメジメした葉っぱの裏・地面の中」などに住んでいる虫たち。
湿気のある家は虫にとって住み心地が良いのです。
そこで大事なのは湿気が溜まらず、虫が入らない家づくりと言えるでしょう。

24時間換気システムを導入している家も増えてきましたが、それも虫が入らない家づくりの虫対策となります。
それに加えて「雨の日は窓を開けない」「洗濯物を大量に部屋に干さない」なども心がけましょう。状況に応じて除湿器を動かしてくださいね。

◎虫対策②:エアコンのホース

エアコン室外機のドレンホースも虫対策のひとつです。

ドレンホースはエアコン使用時の排水口ですが、地面に近づき垂れているので虫が入りこみやすい状態です。
ドレンホースの先が侵入口となるケースがあります。
市販の虫対策キャップを取り付けるのも虫対策になります。また、ホースの先端を地面につけず、虫が入らない家づくりをしましょう。

◎虫対策③:窓と網戸はしっかり閉めて虫対策を

虫が入らない家の大前提は、虫が入りこめそうな隙間をなくすことです。
特に、窓に生じたちょっとした隙間は小さな虫にとっては侵入しやすい経路になるでしょう。
新築住宅ならあまり心配ないですが、経年劣化で隙間ができていることもあります。

また、戸建ては地面にも近いので、網戸をしっかりと閉めておかないと虫は入ります。
「窓を開けるときは網戸を閉めたままにする」「網戸はしっかりと閉めておく」などの虫対策を行い、虫が入らない家を心がけましょう。

https://vacances-tokai.com/wp/column/questions/3143/

◎虫対策④:戸建て住宅の周りに虫除けの植物を植える

戸建て住宅では、家の周りに植物を植える方も多いでしょう。
そのとき、虫が嫌がる香りを放つ「ハーブ系の植物」を植えると虫が入らない家づくりの虫対策になります。

ラベンダーやゼラニウム、レモングラス、タイム、ペパーミント、ハッカ、バジル、ユーカリなどの植物には虫が嫌う成分が入っているので、これらの植物を原料にした虫よけスプレー・虫よけ剤なども市販されているほどです。
それぞれの植物によって、どの虫への効果があるかは異なりますが、蚊や蛾、ハエ、ゴキブリ、ダニ、アリへの忌避剤になります。

植物ですから見た目も綺麗。戸建てでガーデニングをするなら一緒に植えて虫対策にし、虫が入らない家づくりにしてはいかがでしょうか。

◎虫対策⑤:ゴミは溜めない、すぐに処分する

ゴミを溜めないことも虫が入らない家の秘訣です。

虫は、食材のカスや水分が混ざり合った独特の臭いにつられるように生ゴミに集まってきます。
特に、夏になるとシンク内に生ゴミを放置するとコバエが卵を産み付け、あっと言う間に成虫に。
そして繁殖を繰り返し、退治しても再び別のコバエが成長していく悪循環となるでしょう。

キッチンの生ゴミは、こまめに処分することが虫対策。虫が入らない家につながります。

また、ゴキブリが産卵している可能性がある段ボールも家のなかで長らく置かないようにしましょう。
保温・保湿に優れた段ボールは、虫にとっては快適な住処になります。
戸建てを新築すると引っ越し、家具家電の購入にともなって段ボールがたくさん出ます。
ただ、段ボールをゴミに出せる日は頻繁にはなく、しばらく保管してしまいがちかもしれません。
忘れずに処分することで虫が入らない家につながります。

◎虫対策⑥:家周りの雑草を成長させないように

家周りの外構工事が中途半端で虫対策が不十分となっているケースもあります。

戸建て新築工事では、建物の建築と外構工事のどちらも完成させた状態で入居するのがベスト
ただ、なかには「外構工事は後で…」と入居後にやろうと、家の周囲に土の部分を多く残しているケースもあるでしょう。
時期によっては雑草がすぐに生い茂り、そこが虫の発生する場所にもなります。

コンクリート、天然芝、人工芝、植栽など、新築工事の際は虫を寄せ付けないデザイン性の高い外構計画も一緒に行えば雑草が生えづらい環境になり、虫対策になります。

◎虫対策⑦:夜の外干しはNG

夜の外干しをしないことも虫が入らない家につながります。
夜に活動をする夜行性の虫は、「洗濯物の湿気」「部屋からかすかに漏れる灯り」「柔軟剤の甘めの香り」「白っぽい生地、白っぽい外壁」などに引き寄せられるように洗濯物に近づき、そして卵を産み付けるケースがあります。

朝になって「乾いた」と思って普通に取り込むと、それが家のなかに入るかもしれません。
知らず知らずのうちに卵が家のなかで孵化して成虫となるなんて怖いですよね。

また、洗濯物を日中干した場合でも、取り込む際には「虫がついていないか」をしっかりチェック
戸建て住宅で洗濯物の外干しする際は、虫が入らない家を目指して気をつけましょう。

まとめ

今回お伝えした虫対策から分かるように、戸建て住宅に虫が入るのには「虫が入れる隙間がある」「虫が好む環境になっている」「虫のエサにもなるゴミがある」といった背景があります。
つまり、虫が入らない家にするにはそれらを無くすことが一番の虫対策となるのです。

こまめに掃除をして衛生的にすること、そして隙間を塞ぐことなどで虫対策を心がけるようにしましょう。

また、戸建て住宅の新築で虫が入らない家づくりが必要な理由は、「虫が出ると不快な気持ちになる」だけでなく、衛生的にも影響があるからです。

外のあらゆるところを生きている虫は、不衛生なものばかりに触れているはず。
得体のしれないさまざまな菌を保有している可能性をはらんだ生き物です。その菌のせいで住む人の健康面を脅かすかもしれません。

戸建て住宅は特に虫の被害が起こりやすいので、家づくりの段階で虫が入らない家を計画するとともに、暮らしてからも虫対策を行いましょう。

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