外構工事について知ろう!!~土間、フェンス、植栽等~

素敵なデザインと快適な間取りで建てた新築住宅でも、外構の雰囲気によっては印象が大きく変わります。
注文住宅では建物のデザインに気持ちが集中しがちですが、お家の印象を大きく左右する“外構”もこだわりたいポイントです。

今回は、家づくりにおいて知っておきたい外構工事について、土間やフェンス、植栽などを詳しくお伝えしていきます。

style casaの家ってどんな家? 家づくりの流れ モデルハウス見学予約 モデルハウス見学予約

新築住宅で人気の外構工事の種類とは?

新築住宅で人気の「土間コンクリート」「フェンス」「植栽」の外構工事について見ていきましょう。

◎土間コンクリート

駐車場を作る際、土間コンクリートで仕上げる方も多いです。

・土間コンクリートの予算感

所有している台数が増えるほど土間コンクリートを敷く範囲が広くなります。
駐車場の仕上げ方法は、土間コンクリートのほか、アスファルトもあります。アスファルトの施工費用は、土間コンクリートの半分ほどにおさえることが可能です。

・土間コンクリートは硬化までの時間がかかる

土間コンクリートは流し込んでから硬化が完全に終わるまでは約1週間かかるのに対し、アスファルトは施工後、数時間程度で温度が下がったら車を乗り入れることもできます。
予算や施工期間の観点で言うと、アスファルトの方が「短期間・安価」のため、土間コンクリートよりもメリットがあります。

・耐久性の高い土間コンクリート、見た目も明るい印象の土間コンクリート

土間コンクリートの方がアスファルトよりも耐久性が高いです。
黒い色で暗い印象を受けるアスファルトと違い、土間コンクリートは白っぽい色で綺麗なイメージで、おしゃれな見た目に仕上げることができます。

土間コンクリートは、初めこそ予算的にも高く感じるかもしれません。
でも、長い目で見ると耐久性やデザイン性の観点から、土間コンクリートの方が新築の外構工事としては魅力があります。

◎フェンス

フェンスは、隣家との間の境界線のように設置するケース、道路からのプライバシーを守るために設置するケースなどがあります。
素材や形によってさまざまな種類があるので、ポイントをおさえておきましょう。

・フェンスの素材の違い

「アルミ形材」「アルミ鋳物」「樹脂」「スチール」「木製」など素材によって特徴も違います。

たとえば、アルミ形材フェンスは錆びにくく、シャープな雰囲気が感じられる素材です。バリエーションがたくさんあって、最近の新築ではよく見られます。

アルミ鋳物フェンスは、アルミ形材フェンスよりも個性を表現できます。

樹脂製フェンスは腐食が起こらない素材です。木製フェンスと違い、塗装もいりません。
メンテナンスしやすい素材のフェンスと言えるでしょう。

スチールフェンスは予算的にもおさえられる素材です。

また、木製フェンスは木の暖かみを演出できますが、塗装を行わなければ水分による劣化が目立つようになります。最近では、木製の素材感を表現できる「アルミフェンス」や「木粉入り樹脂フェンス」も人気です。

・フェンスの形状の違い

フェンスの形状による違いもあります。
縦か横に並べたパネルで完全に視線を遮る目隠しタイプのフェンスは、プライバシーを守りたい人に注目されています。

半透明のパネルで「光は通すけれど視線を和らげたい」という人に向いているのは目透かしタイプのフェンスです。

ルーバーを斜めにして風を通し、でも視線を遮ることができるルーバータイプのフェンスもあります。

また、メッシュタイプはシンプルで、景色も見えて風をよく通すのが特徴です。

格子タイプのフェンスは、“縦”か“横”、“斜め”と向きによってデザインが変わってバリエーションがあります。

・素材や形状、施工範囲によっても異なるフェンスの予算感

隣地との境界も明確になり、おしゃれなデザインにすることで建物の魅力もアップさせられるフェンス。
どのくらいの予算を見込んでおけばいいか分かりませんよね。

フェンスは素材や形状、そしてフェンスの施工する範囲によって費用が変わります。
前述したようにスチール製は予算的にもリーズナブルにできますが、耐久性とデザイン性の高い素材・形状のフェンスなら数倍にもなることもあるでしょう。

建物とは別にどのくらい外構費用にかけられるか予算をイメージしておき、その範囲内で素敵な外構づくりをしたいものですね。

https://vacances-tokai.com/wp/column/design/1778/

◎植栽

家の周りを彩り豊かなものへと導いてくれる植栽。建物の周りに何もないよりも、植栽の緑があると一層魅力的な家になります。

・お家の印象を高める“シンボルツリー”って?

庭先、玄関先…と、外観のなかでも印象深く、お家の顔とも言えるシンボル的な存在の樹木を「シンボルツリー」と言います。
どんな樹木をセレクトするかでも、お住まいの印象はもちろん、予算感もだいぶ変わります。

樹木にはさまざまな種類があって、海外をイメージさせるような洋風の木、可愛らしい色の花を咲かせる彩のある木、たくさんの緑の葉で存在感のある木…というように、植栽の種類はたくさんあります。
特徴をおさえて、予算に合った樹木を選ぶことが大事です。

・成長したときの木の高さにも注意

植栽をするときに注意したいのが「木は大きくなる」という点。
そこで、生育後、どのくらいの高さになるか(樹高)をイメージしておきましょう。
通常、3m以下の樹木を「低木」、それ以上を「高木」と分類しています。
3m以上にも成長するとお手入れも大変なため、外構の植栽には低木を選ぶ方も多いです。

・常緑樹、落葉樹とは?

年間葉がついている「常緑樹」、冬の前に葉が落ちて春に新たな葉になる「落葉樹」があります。
落葉樹の場合、冬には枝となるため、樹木による目隠し効果はあまり感じられないでしょう。

・どこに植えるかもポイント

シンボルツリーはお住まいの印象をぐっと高めてくれますが、育ち過ぎると建物のデザインとアンバランスになります。
思いのほか、「成長が早い」「想定よりも大きく育ってしまった」ともなれば、お住まいの外観へ影響を及ぼすこともあるでしょう。

樹木は、いったん植えたら、簡単に植え替えはできなくなります。

セレクトした樹木の種類の特徴に合わせ、ベストな場所に植えましょう。

・ライトアップで夜も楽しめる植栽に

暗い夜でもライトをつけることで、日中とは違った雰囲気を楽しめます。
おしゃれな「植栽+ライトアップ」は、デザイン性の高い家づくりで注目したい外構工事です。

外構工事で注意しておきたいポイント

外構工事で注意しておきたいポイントを見ていきましょう。

◎外構工事は別途行われる工事

外構工事は、建物の工事とは別で考えられる部分です。
本体工事のなかに「外構工事」という項目はないため、通常は別途依頼しなければなりません。

その方法も2パターンあって、「家づくりと同じ施工会社に頼む」「自分で別の外構業者を探して依頼する」です。

家づくりと同じ施工会社に依頼すれば、建物のデザインと合わせながら外構工事もトータルで計画してもらえます。打ち合わせも同じくできますし、予算イメージも掴みやすいでしょう。
建物が完成した流れで工事開始、入居よりも前に外構工事が完成しています。

しかし、自分で外構業者を探す場合、「工事業者の選定」「見積もりをとる」「打ち合わせをする」などの手間がかかります。見積もりをするまで予算のイメージが掴めないのも難点です。
それに、外構工事スタートが建物の引き渡し後というケースも多く、入居までの期間が遅くなるかもしれません。

また、外構工事は後回しに考える方も多く、業者の選定が遅くなることもあります。
工事業者の繁忙期にもなると、希望の時期に工事に入ってもらえず、やむを得ず「入居後」の工事になり、不便を感じるケースもあるので注意しましょう。

建物の施工会社にまとめて依頼することで、デザインにもまとまりが生まれ、引き渡し前に外構工事が完了できるような段取りを組んでもらえるので安心です。

◎建物の予算とは別で考えておくべき

お伝えしたように。外構工事は建物とは別に予算を考えなければなりません。
どんな工事をどのくらいの範囲行うかによって予算感は異なりますが、外構工事だけでも結構な費用がかかります。100万円、200万円…と大きな費用がかかるものなので、建物の予算とは別に確保しておくことが大事です。

https://vacances-tokai.com/wp/column/money/1940/

DIYで外構工事はできる?

アプローチの一部にタイルを敷く、ちょっとした範囲に砂利を敷くといった「小範囲」であれば、予算に合わせてご自身でチャレンジしようという方も多いかもしれません。

DIYのメリットは「業者に依頼するよりも予算をおさえられる」という点です。

ただ、予算をおさえられる一方で、「正しい工程で施工できず、すぐに不具合が起こる」「完成度の低さで見た目を損なってしまう」「安価な材料で施工し耐久性が劣る」など、後悔するケースの方が多いかもしれません。

家づくりの際には、外構工事に関する予算も事前にきちんと組み込み、建物とトータルコーディネートできるように外構工事を進めていきましょう。

まとめ

新築住宅では、建物のデザインに合うような素敵な外構づくりをしたいですよね。
建物の本体工事の方にこだわり過ぎて、外構工事が後回しにならないように注意しましょう。

今回お伝えしたように、土間コンクリートやフェンス、植栽などが新築住宅の外構でよく選ばれています。

ただ、予算的な観点から建物の施工会社とは別に依頼すると、「デザイン性に満足できない」「入居が遅くなってしまった」という後悔も生まれかねません。
家づくりと同じ施工会社に依頼できれば建物とトータルコーディネートもでき、より魅力的な外観に仕上げることができるでしょう。

style casaの家ってどんな家? 家づくりの流れ モデルハウス見学予約 モデルハウス見学予約

New!
最新の記事

Tag list
キーワードから探す

Category list
カテゴリー一覧

style casaの家ってどんな家? 家づくりの流れ モデルハウス見学予約

pagetop

お問い合わせ