【住宅性能】C値の重要性を解説!住宅に本当に大事なこと【気密性能】

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皆さんが住宅を建てる事を検討する際に、重視するのは何でしょうか?デザイン性?それとも総費用?それとも、、、住宅性能でしょうか?住宅の性能値の評価軸として気密性を表す数値「C値」について今回は解説いたします。

まず、C値という言葉は聞いたことがあるでしょうか?聞きなれない言葉かもしれませんが、住宅における性能評価の基準としてチェックするのに最適な指標の一つです。ぜひ知っておいてください。

今回の記事で住宅の快適性を表す指標の気密性についてと、気密性の程度を表す「C値」について解説します。

C値とはまずどんなものか、その上で「高気密」というにはどの程度のC値になっているべきか?

その他にもこだわりたい住宅の基本スペック、耐震と制震についてはこちらを参照ください↓↓

頼りになるSUUMOさんの参考記事はコチラ

https://vacances-tokai.com/wp/column/performance/3149/

気密性能を表す「C値」について

上で少しだけ書きましたが、C値を簡単にまとめると、建物全体でどの位の隙間あるかを実測した数値です。

隙間相当面積とも呼ばれ、家全体に存在する隙間の合計面積(㎠)を建物の延べ床面積(㎡)で割ることで算出され、「㎠/㎡」という単位で表されます。

たとえば隙間の合計が300㎠、延べ床面積が100㎡なら、300(㎠)÷100(㎡)で、3(㎠/㎡)。

当然、隙間が少ない程、空気の出入りは抑えられるので、数値が小さい程気密性が高い・良いという評価になります。

ちょっと前までは【エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)】に基づく【次世代省エネルギー基準】にて、日本全国の地域ごとにC値に関する基準がありました。

北海道と東北地方の一部地域では2.0以内、それ以外の地域では5.0が基準で、C値がそれらの基準以下の住宅は「高気密住宅」とされていました。

ですが、2009年の省エネ法の改正によってC値の基準が撤廃されました。現在は「高気密」を定義する明確な基準はありませんが、建材や断熱材などの進化や施工技術の向上などの要因でおおむねC値1を下回る住宅が高気密住宅と呼ばれます。

なおワールドワイドに見ていくと、諸外国のC値の基準は、カナダでは0.9以下、スウェーデンでは0.6~0.7以下など、国によってはかなり厳しい基準を採用しています。

厳しい国と比較すると、当時の日本で設けていた基準は緩やかな基準だったといえるでしょう。

ちなみに住宅性能を示す数値で、C値と並んで目にする機会が多いのはQ値やUa値などの数値です。

Q値、Ua値は基本的に使用部材と建物の仕様によって算定される計算値で、2つは共に住宅の断熱性を表す数値です。C値が測定に基づく実測値ベースであるのに対し、理想的な施工が行われた前提のもと計算で求められるQ値、Ua値は施工精度の問題等もあるために信頼のおける数値かと言われると疑問が残るのも現状です。

C値における数値ごとのイメージ

■10㎠/㎡

気密性に一切配慮していない一般的な住宅はC値が10㎠/㎡程度となります。

隙間面積の合計は100㎡の延べ床面積に対してA3用紙程度大きさイメージです。

■5.0㎠/㎡

かつての次世代省エネ基準で、寒冷地以外の地域で基準とされている値です。

100㎡に対しての隙間面積の合計はB5用紙サイズ程度、はがき3.3枚分ほどのイメージ。

気密性が高いとはいえないレベル。昔ながらの「隙間風が当たり前にある日本家屋」と比べたら、外気の出入りは少ないかな、というレベルでしょう。

■2.0㎠/㎡

かつての次世代省エネ基準で、北海道と東北の一部で基準とされていた数値。

当時の日本では「高気密」とされる数値でしたが、基準の厳しい諸外国の基準、現在の日本国内の評価基準と比べると高い基準とはいえないでしょう。

■1.0㎠/㎡

100㎡あたりの隙間面積の合計は、はがき0.6枚分程の面積イメージ。

一つの基準になる数値。気密性の良い家だなとプロ目線でも感じるのが1を切るあたりからです。

住宅業界の中で一般的に「高気密住宅をうたうなら、C値は1.0を切るのは必達目標」といわれています。

■0.5㎠/㎡未満

基準の厳しい諸外国で採用している基準と比較しても遜色ない、高い気密性を有しています。

隙間面積の割合は一般住宅の20分の1程度。

花粉や黄砂などの物理的侵入も防げます。

気密性が高い家に住むのメリットとは?

C値が高い家の良い所って何?なにがいいの?

・当然、断熱性が高まる

気密性が高いことで屋外が暑くても寒くても室外の空気が出入りしないので、外気の影響を受けにくい建物になります。当然、室内温度を一定に長く保持すること可能です。

断熱性を高めることは住宅の快適性を高めるためにもちろん大切です、しかし気密性が低い住宅だと適温を保てない家になってしまいます。

住宅の快適性を考える上では、断熱性と気密性をセットで考えなければなりません。

快適な室温を外に逃がさず、外から不快な外気を流入させないことで、冷暖房効率をアップさせ光熱費をランニングコストとして抑えることに繋がります。

・黄砂や花粉、PM2.5が侵入しない家になる

高気密の住宅であれば花粉・黄砂はもちろんのこと話題になっているPM2.5等の有害物質の侵入もある程度シャットアウトできます。

粒子が細かい有害物質は、ドアや窓を閉めきったでは侵入を防ぎきれず、家全体を守るために一定以上の気密性の高さが必要です。

またお客様の中には「高気密な家に引っ越したら花粉症・ぜんそくの症状が治まった・改善した」という声も多数あります。

・結露の発生抑える

結露は湿度のバランスと室内と外気との温度差で発生するため、高気密かつ高断熱であれば結露の発生も抑えることができます。

結露が発生すると湿気によりカビが生えることで家が傷みます。カビを食べるダニも増え喘息やアレルギーなどの症状が発生することもあります。

また、気密性が低いと結露が発生するのは冬だけに限りません。夏に冷房によって涼しい室内・暑い外気というシチュエーションでも建物内部、外壁内等にも結露が発生する可能性があります。

普段見ることが無い外壁の中に潜む内部結露・壁内結露は、表面に出る窓につく水滴を拭き取るような対応、対処ができないので、気密性を高めて結露を発生させない対策が重要です。

・高い気密性が計画的で効果的な換気能力を生み出し快適な住宅性能へ導く

このテーマにおいて、室内外の空気の出入りをなくすことの意味を説明してましたが「高気密」と、高断熱は相反する内容に思う方もいるかもしれませんね。

現在、住宅を建てる際は建築基準法上で24時間換気システム等で換気量を一定以上に保つシステムを設置義務が課せられています。

高気密住宅は隙間が少ない住宅で隙間からの空気の出入りが無いため、快適な室温を保ちつつ、古い空気のみを引っ張って排気することが可能になり(隙間が多いと外気まで引っ張ってしまう)計画的かつ効果的に換気・排気ができるのです。

空気の “モレ” が有ると、いい換気システムを入れても換気性能が100%発揮されません。

換気に関しての詳しい記事はこちら↓↓

https://vacances-tokai.com/wp/column/performance/2986/

断熱の話をすると出てくる数値、性能をあらわす「UA値」とは何?

断熱性能をあらわす指標の一つ「UA値」も、どんなものなのか新築住宅を建築検討する際は知っておきたいキーワードのひとつです。

◎UA値はどうやって求める??

「外皮平均熱貫流率」のことを指すUA値ですが少し難しい言葉に聞こえますが、ザックリ言うと「建物の外皮表面積に対して外部にどのくらい熱量が流失しているか」を数値化したもので、断熱性能の指標となります。※しかしながら、どの部材を使うかを係数で決められているものを理想的な施工を行った前提で計算で求めるものなので意味の無いものとまではいいませんが信用しすぎるのはよくないと思います。

家のなかの熱量は、屋根面や壁面、天井面、床面、サッシ・窓等の“外皮”から外に逃げます。どの位、逃げるかを数値化するのがUA値です。

◎UA値は計算で算出する数値

UA値は、「家全体から逃げる熱の量÷外皮の面積」という簡単な計算によって示されます。
UA値は数値小さいほどに断熱性能が高い家ということになります。

たとえば、「0.40」と「0.75」というUA値の家を比べると、「0.40」の家の方が断熱性能が高い家という意味です。

◎UA値性能が高い家について

UA値の低さは、家の快適さに比例していると言われています。
断熱性能が高いと、年間を通して屋内での快適性が増し、ランニングコストも相対的に下がりますます。日常的にリラックスできる空間で過ごせる上、光熱費がおさえられる家は素敵だと思いますよね?

Q値って指標もあるけど?

Q値は「熱損失係数」のことです。
住宅全体が熱をどのくらい逃がしやすいか示すもので、こちらも計算により求められます。
ただ、外皮面積によって算出するUA値と違い、Q値で計算に用いるのは「床面積」です。

また、Q値で計算した数値と比べ、開口部を含んだ面積を用いる「UA値」の方が現実に合っていると考えられるようになってきています。
現在は、住宅性能の評価時に、Q値はあまり使われません。UA値を抑えておけば十分と考えられます。

気密性能を表す「C値」は実測による数値

UA値は計算値なので、設計する前から計算上求めることができる数値になります。
使用部材等の係数を計算すことで求めます。対してC値の場合、実測値なので理論値の出る部分ではなくあくまで現状の間違いようの無い結果が示されます。

つまり、建物が建った後に、現場で計測します。実際の開口部を測定して隙間の面積を測り、気密性能をの評価軸C値を出します。専門の機械機材を使って実測を行います。

現在は、国によるC値の基準数値が無いため、どの程度の数値になると理想的な気密性能かが分かりにくくなっていますが一般的に、C値は「1.0㎠/㎡」以下が良いとされています。
数値が低いほど「隙間面積が少ない=気密性が優れている」ことになります。

今回お伝えしたC値、UA値、Q値について、地域差もあり「数値が小さけ小さい程良い」というわけではなく性能がいい家に住みたい!ということがメインになりすぎると叶えたかったことが叶わない事にもつながりかねないので、何事もバランスが大事です。

気密性や断熱性が良い住宅は、家の寿命を高め、ランニングコスト光熱費をおさえることもできます。さらには暮らすお客様の健康面、精神面にもプラスのメリットを沢山与えてくれます。
今回お伝えしたC値、UA値は表現として難しいと感じるかもしれませんが、概念に触れていることで住宅会社選びのお手伝いの一つになればと思います。
「快適度のイメージを数値化したもの」として、家づくりの参考として考えていただければと思います。

最後に・・・

いかがでしたか?気密性能の事を知ってもらえてよかったと思います。
数字も大事なのですがでは実際にその家を見てみる、これに勝るものはないのでぜひモデルハウスの見学にいらしてください。スタイルカーサでは浜名湖沿いに3棟同時見学できるモデルハウス件グランピングヴィラをオープンさせています。ぜひ、浜松市で、新築検討中、建て替え検討中、住宅検討中、ハウスメーカー、工務店選定中の方は決めてしまう前に一見の価値ありなのでぜひ見に来てください。住宅計画のパートナーとして全力でサポートいたします。

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