【家の外観】玄関は土間?タイル?おしゃれな玄関の作り方【見た目重視】
注文住宅や新築住宅を検討している皆さんこんにちわ!!
外観のデザインってすごく気になりますよね??印象を大きく左右するのが実は玄関なんです。
お住まいの入口となる玄関は、家族だけでなく、友人・知人など多くの人に見られる場所であり、通りから見えることが多いので注目を集める場所でもあります。
特に、外部から玄関の扉をあけた瞬間にすぐに目に入る“床”は、玄関を構成する要素のなかでも面積が大きく、どんな素材を使うか、どんな素材で仕上げるかで印象がだいぶ変わります。
玄関の床面の仕上げには、土間コンクリートやタイル、モールテックス等々いくつかの収め方がありますが、どの素材がおしゃれになるのでしょうか。またそれぞれの仕上げにはメリットもデメリットもあると思います。
今回のコラムは、玄関の床面をどんな素材でどんな仕上げにしようか迷っている方に向けて、「おしゃれな玄関」の作り方のポイントを解説してお伝えしていきたいと思います。
やり方は解らないけど、玄関は何となくおしゃれにしたい!
リビングや個室と違い、住宅の玄関は当然、家族以外の人の目にも入ります。
単に、靴を履く・靴を脱ぐ・通過するという事務的な場所・スペースではなく、「目に入るだけで気分が高まる」「出かける前にテンションが上がる」「帰ってきたらほっとする」「好きなインテリアで仕上げたい」と、おしゃれな玄関にしたい人こだわる人は多いでしょう。注文住宅ならなおの事ですね!
後述しますが、玄関の床材にはたくさんの種類があり、どんな風に仕上げるかで玄関自体の印象がガラリと変わります。
また、玄関の床面とホールの床面との段差を埋める部材「框(かまち)」も、玄関のおしゃれさを左右する箇所と言えます。木製の框にするのか、ステンレス等の金属框にするのかによっても印象がガラッと変わります。
ちょっと前まで框は、玄関ホールの床材と同じく木材(フローリング)にするケースが多かったですが、
最近ではタイルや石材、金属など玄関の床材と異素材を組み合わせるケースも多数あります。
揃えても、組み合わせてもどちらも素敵な雰囲気になりますが、お施主さんのやりたいこと作りたい雰囲気よって施工の仕方が変わるのでどんな施工事例があるのか工務店やハウスメーカーに問い合わせしてみるのもいいかもしれません。浜松はもちろん東海エリアで最近見られる施工として突板の小口表しという収めかたもありますが、東北等の雪の降るエリアだと給水してしまうリスクもあるので施工地域を選ぶおさまりになるかもしれませんね。
色味的な話であれば、部分的に素材や色を変えてアクセントにすることで、おしゃれさや高級感が際立ちます。
玄関の床の収め方種類とそれぞれの特徴
玄関床は、家のなかでも土足のままでいられる場所ですが、その仕上げに用いる床材の種類は実はたくさんあります。
◎土間(コンクリート、モルタル)
かつての「土間」と言えば、住宅のなかでも靴のまま出入りをしてもいいスペースで、土や漆喰、石などが素材でした。現代では、コンクリートやモルタルで仕上げることを「土間コンクリート」「土間コン」「土間打ち」「打ちっぱなし」などと呼びます、また、タイルや石などで仕上げたケースも土間と言われることが多いです。
セメントに砂・水・砂利などを混ぜて固めた「コンクリート」は、キンとひんやりした質感が特徴的。
白っぽいグレーの色味は無機質ですが、落ち着いた印象もあっておしゃれです。
また、「モルタル」は、セメントに砂・水を混ぜているのでコンクリートと似ています。
表面に凸凹をつけたり、滑らかにしたりと仕上げによってコンクリートとは違った風合いが感じられる素材です。
土間コンクリート、モルタルは、強度はありますが、ヘアクラックが起こる可能性もあります。
ヘアクラックとは構造的には全く問題ない表層の割れのことで、コンクリートやモルタルの仕上げでは100%おきます。気になる方はタイルや仕上げ材を貼る施工の方がいいかもしれません。
土間は昔から日本ではなじみのある空間で少しレトロな雰囲気も。
タイルや石などと違い繋ぎ目がなく、仕上げによって現代風にスタイリッシュ、とてもおしゃれな玄関になるでしょう。
◎タイル
タイルは割と一般的な最近の新築住宅でよく採用されている素材。大きさや形、色の種類が豊富なので、どんな住宅にもマッチする床材です。規格住宅にも用いられることが多いことからおしゃれな玄関を求める人には無難な印象なのではないでしょうか。
よく耳にする「テラコッタタイル」などは自然な風合いでおしゃれで人気があります。
タイルは貼り方のバリエーションもたくさんあって、「小さいサイズと大きめのサイズというように大きさが異なるもの」「色を違わせたもの」など組み合わせ次第で個性を演出できます。
質感も違うものが多いので、艶があって輝くタイプを選べば「高級感」、暖かい色合いを選べば「素朴な雰囲気」、黒やグレーなど落ち着いた色味なが「和風」など、住宅のあらゆるテイストにも仕上げられます。
土間コンクリートのヘアクラック(細かいひび割れ)のリスクが気になる人は、タイルを選んでおけば無難です。
◎「フロアタイル」
土間とタイルの中間的な存在の床材が「フロアタイル」。
四角い形をした塩化ビニール素材で、耐久性や耐水性のある素材です。
クッションフロアと似た印象を持つ方がいるかもしれませんが、フロアタイルは「硬い」です。
クッションフロアは重量のあるものを置くとすぐ凹み跡が見られますし、歩き心地もソフト。
一方、フロアタイルは「人が歩く」「重いものを置く」にも耐えられます。玄関の床材としても使われています。
木目や石のような質感のフロアタイルもあり、多くのバリエーションからお好みのおしゃれなデザインが見つかるでしょう。
塩化ビニール素材のため、お手入れがしやすいのもメリットのひとつです。
ただし、面積によっては繋ぎ目ができ、水分が浸入してしまう可能性もあります。床面の事が気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください↓↓
玄関に求めるもの
昔の玄関の土間と言えば、単純に「外出時・帰宅時」の通り道のひとつでしかありませんでした。
広さもそれほど重視してなく、どちらかと言えば狭い土間というケースが多かったでしょう。
しかし、現代ではそういった既成概念はなく、土間に「おしゃれ」「多機能」「広い」というデザインや機能を重視する方が増えています。
◎実用的な使い方ができる多目的なスペースに
玄関の土間を少し広めにするだけで、アウトドア用品の置き場所にもなって実用的なスペースになります。
自転車やベビーカーなどは、雨や風のリスクもあるので、屋外に放置するわけにはいきません。
とは言え、外で使うものですから、家のなかのウォークインクローゼットへ入れるのもちょっと違いますよね。玄関を少し広めにすれば、こういったアイテムの置き場所にできます。
また、玄関土間を空き缶やペットボトル、段ボールなどのゴミ出しの日までの一時置きスペースにすることも可能です。
もちろん、おしゃれな玄関にするには、生活感のあるものを見えないように、少し影にスペースを作るといった工夫が必要となるでしょう。
◎おしゃれと美しさ収納力を兼ね備えた空間に
玄関土間の床は、外で歩いた靴でそのまま歩くところです。
ふだんは泥や砂など靴底についた汚れがいつの間にか溜まります。雨が降れば、雨の水分のほか、泥汚れが玄関の床に付着してしまうでしょう。
汚れとは切り離せない場所ですから、日頃から掃除やお手入れをしておしゃれで「美しい空間」でおしゃれにすることが大事です。
◎玄関+吹き抜けで開放感と明るさを
おしゃれな玄関にするなら、「吹き抜け」という方法もあります。
玄関土間の床材の素材や色、デザインにこだわっておしゃれにしても、光が入りづらくて暗い玄関になって後悔する方もいます。
光も風も通り抜ける吹き抜けならデザイン性も高く、玄関という空間に奥行きと明るさ、開放感をもたらしてくれます。
すっきり見せたい、でも収納量も欲しい
リビングやキッチンなどお部屋の間取りを重視し、玄関の面積はコンパクトになってしまうこともあるでしょう。
新築でよくあるのが「玄関が狭かった」という後悔です。
さきほどもお伝えしましたが、玄関土間にアウトドア用品などを置きたい方も多いかと思います。
収納量が欲しい人は、隠せる(見えない位置に)シューズクロークを設けましょう。
シューズクロークとは、“シューズ”だけでなく、自転車、ベビーカー、スポーツ用品、レインコート、アウトドア用品、キャンプ用品などさまざまなものを収納できます。ゆとりある空間で収納できるため、見た目もすっきり“おしゃれ”になります。見た目のイメージを勉強したい方はこちらも参照にしてみてください↓↓
まとめ
シンプル・クールに仕上げる土間コンクリート、色・デザインのバリエーションが多いタイル、塩ビ素材のフロアタイルなど、玄関の床材はさまざまです。
どの床材を選ぶかで玄関の印象が大きく変わるため、それぞれの特徴をふまえておくことが大事です。
そして、玄関土間の床材だけでなく、玄関ドアのデザイン、ホールの床材の素材、シューズボックスなど、トータルコーディネートできるかどうかも“おしゃれ”な雰囲気を左右します。
また、見た目はもちろん、機能性ももたせることで、より暮らしが豊かになります。
最近の家づくりでは、玄関土間スペースにシューズクロークを設けて収納力を確保する方も増えています。
毎日出入りするところという単なるスペースではなく、おしゃれや機能を重視してワンランク上の玄関土間を作ってみませんか。
静岡県、浜松市で新築住宅や注文住宅、デザイン住宅を検討中の方はぜひstylecasaにご相談ください。
地盤改良工事にかかわらず、ローンのお話や、プランのお話し、土地探しのお話も全力でお手伝いさせていただきます。ご予約はこちら↓↓
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