外でありながら中、中でありながら外というアウトドアリビングの素敵さ
近年よく耳にする“おうち時間”という言葉。
リモートワークやテレワークが普及してきた昨今では、我が家が仕事やプライベートの中心的な場所となってきています。
ただ、家族が多くリビングに人が集中すると、ちょっとバルコニーや庭に出て気分転換をしたいと思うこともあるでしょう。
そんなときに注目されているのが、リビングをもっと開放的にしつつ、気分転換も気軽にできるのが「アウトドアリビング」です。
家の作り方で人気があるアウトドアリビングとは、いったいどんなものなのでしょうか。
今回は、アウトドアリビングを家の作り方に取り入れるときに知っておきたいメリットやプラン作りのポイントを詳しくお伝えしていきます。
家の作り方で注目されている「アウトドアリビング」とは?
最近の家の作り方でよく耳にする「アウトドアリビング」という言葉。
見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。
リビングから出入りできる屋外空間、第二のリビングと言えるような広いデッキやバルコニー、屋上などを家の作り方に取り入れたものをアウトドアリビングと言います。
”アウトドア”は基本的に屋外ですが、バルコニーなどのスペースにリビングとのつながりをもたせることで屋内だけでなく、バルコニーなどの家の外空間も効果的に活用できる家の作り方です。
1階なら「リビング+大きな窓+ウッドデッキ」、2階なら「リビング+大きな窓+バルコニー」などの組み合わせを家の作り方に取り入れることで、わざわざ玄関から出なくても外への出入りが可能。
セカンドリビングのような使い方ができるほか、広いバルコニーを作れば眺望の良さも期待できます。
外でありながら中、中でありながら外というような家の作り方となるアウトドアリビングなら、バルコニーやウッドデッキなど半屋外空間が日々の暮らしに溶け込むでしょう。
また、屋上にアウトドアリビングを作る場合、リビングとの一体感こそないものの、ちょっとしたレジャー気分を楽しむこともできます。
1階や2階よりも高い位置にあることで、よりプライベート感が増したアウトドアリビングとなるでしょう。
スカイテラスやスカイバルコニーなら、夜になると見上げる星空観測も楽しめる魅力的な空間になります。
アウトドアリビングを家の作り方に取り入れたときにもたらされる魅力ポイント
ウッドデッキやバルコニーを家の作り方に取り入れたアウトドアリビングは、遊び心のある暮らしが日常的に得られます。
主な魅力についてみていきましょう。
◎メリット1:家にいながらにして、アウトドアライフが日常的になる
お天気の良い日には、家のなかでずっと閉じこもっているのはもったいないものですよね。
だからと言って、レジャーや散歩に行く時間がないときもあるでしょう。
バルコニーやデッキにつながるアウトドアリビングがあれば、ちょっとした隙間時間に外の空気を吸いながらリフレッシュができます。
雨や紫外線への耐性がある屋外家具を置いて光と風を感じながらの食事やバーベキューを楽しんだりとアウトドアライフが日々の暮らしで叶うでしょう。
また、アウトドアリビングのバルコニーやウッドデッキにさり気なく照明をつけると、夜間には雰囲気の良い空間に。夜空の下で飲食も楽しめ、おうち時間が充実しそうな家の作り方です。
◎メリット2:子供やペットの日向ぼっこも安心
屋内と一続きにしたアウトドアリビングを家の作り方に取り入れると、子供やペットの日向ぼっこもゆったりした気持ちで見守れます。
少し狭い一般的なバルコニーの場合、子供から目を離せませんし、スペース的にゆっくりと遊ぶこともできないでしょう。
バルコニーやデッキをアウトドアリビングにすれば、部屋のなかでずっと過ごしているよりも、適度に光や風を感じられる空間となり生活が潤うメリットも。
子供やペットと一緒にくつろぎの時間を楽しめる家の作り方となるでしょう。
◎メリット3:リビングが広がる感覚になる
カーテンを閉めると圧迫感のある部屋も、バルコニーなどにつながったアウトドアリビングがあれば毎日のようにカーテンを開けたくなるかもしれません。
大きな窓から見える外のバルコニーの景色によって屋外へと視線が突き抜け、開放的な間隔になるでしょう。
2階のバルコニーをアウトドアリビングにすれば見晴らしの良さも堪能できます。
リモートワークやテレワークの合間にアウトドアリビングに出て、遠くを見つめながら気分転換も可能な家の作り方です。
アウトドアリビングを家の作り方に取り入れるためのポイント
おうち時間の充実にも一役買ってくれるアウトドアリビングは注目度の高い家の作り方です。
通常の庭やバルコニーが有意義な空間になるでしょう。
ただ、プランニングによっては「使いにくい」「使わなくなった…」となるケースも。
そこで、家の作り方にアウトドアリビングをプランニングする前におさえておきたいポイントをご紹介します。
◎メンテナンス性や素材の特徴に着目した家の作り方
快適に安心して使い続けられるように、アウトドアリビングの素材にも着目しましょう。
たとえば、木目の風合いを楽しめるウッドデッキですが、実は「天然木」か「樹脂製の人工木」と2つのタイプがあります。
素朴なタッチが魅力の天然木は、年数が経つほどに増す味わい深さが魅力的です。
ただ、塗装メンテナンスをすることや、ひび割れや破損によるトゲがないかのチェックも定期的に行うことが必要。
同じ「天然木」でも、選ぶ種類によって特徴が異なるので、それを踏まえたうえで「どんな使い方をしたいか」によって選ぶことが大事です。
一方、人工木は日々のお手入れがしやすいメリットがありますが、熱がこもりやすく夏になると表面が熱く感じる点もおさえておきましょう。
◎目隠しフェンスや植栽などの工夫も必要
“開放感”がアウトドアリビングの魅力点ですが、反面「プライバシーが保ちにくい可能性」もデメリットとして挙げることができます。
住宅環境によって異なるものの、アウトドアリビングのバルコニーやデッキ周囲にフェンスを施さずにいると「通行人からの視線・隣家との関係性」で後悔につながるケースがあるでしょう。
たとえば、2階バルコニーを2階リビングとつなげた場合、視線が遮られないようなフェンスを設けると周囲からの視線が気になり、せっかくの空間が使いにくいこともあります。
バルコニーの部分的に高さのあるフェンスや壁を設けても開放的に感じさせることはできます。
環境に応じた間取りを作ってくれる経験豊富な設計をしてくれる会社に依頼することが大事です。
◎利用しやすい動線の確保を
“アウトドアリビング”は、住む人が使いやすい動線を確保できるような間取りを考えた家の作り方をしましょう。
たとえば、「1階のリビングからデッキへ」「2階のリビングからバルコニーへ」とリビング戸一続きの場合は、リビングの延長線上のセカンドリビングとして家族みんなが使いやすいアウトドアリビングになります。
ただ、寝室などに隣接したバルコニーとつなげると、特定の人だけが使いやすい動線に。結果的に使い勝手が悪く、利用頻度が少なくなる可能性もあります。
◎アウトドアリビングの導入は家づくりのタイミングがおすすめ
魅力的なアウトドアリビングを家の作り方に採用したいときは、新築の際に導入を決めましょう。
たとえば、1階のリビングとつなげてウッドデッキをアウトドアリビングにする場合、後付けでDIYにチャレンジする方もいます。
ただ、「素材の選び方が分からない」「土台が弱くて安心して使えない」などの不安も出るでしょう。
新築のタイミングで作った場合、使いやすいような間取り、アウトドアリビングに通じる窓の大きさなども考慮しながら、家全体のデザインとマッチしたアウトドアリビングが叶います。
また、フェンスや屋根など本格的なデザインのものをしっかりと設計してもらえるため、安心して使うことができるでしょう。
まとめ
いつも過ごすリビングとは違った感覚で使うことができ、リビングと隣接すれば開放感のある景色でくつろぎの空間になるアウトドアリビング。
おうちのなかにわくわくするプラスαの特別な空間があるのは素敵ですよね。
壁で囲んでプライバシーを重視した屋上や2階のバルコニー、ウッドデッキからさらに庭へも行きやすいテラスなど、アウトドアリビングを設置した家の作り方はさまざま。
家族の目的に合わせてアウトドアリビングの使い方をイメージしながら、設計することが大事です。
外でありながら中、中でありながら外というアウトドアリビングの魅力をふんだんに取り入れるため、素材選びや動線などにもこだわりながら空間作りを考えてみてくださいね。
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