2Fにリビングを配置しよう!!2Fリビングのメリット11選!
家づくりでこだわりたいことと言えば、リビングではないでしょうか。
住まいのなかでも、リビングはみんなが共に多くの時間を過ごす大切な空間です。
家族間で一日の出来事の会話や、一緒にテレビ鑑賞、愛犬や愛猫と過ごすなど、ゆっくりとリラックスできるリビングにしたいですよね。
「日当たりの良い空間にしたい」「おしゃれなデザインにしたい」などのこだわりを持つ方も多いでしょう。
これまでの家づくりでは「1Fリビング」が多かったですが、近年は2階にリビングを作る「2Fリビング」という選択肢も多くの方に注目されています。
今回は、2Fリビングの魅力をふんだんにお伝えしていきます。ひとつずつ見ていきましょう。
目次
日当たりが良く、毎日明るい空間に
2Fリビングは、1Fに比べて1日のうち光が入り込む時間が長く、日当たりが良いケースが多いです。
1Fにリビングを設置した場合、「隣の建物の壁が近い…」「庭の木々が光を遮っている」などの土地条件によっては、充分な日当たりが確保できないケースが多々あります。
特に、住宅密集地では、1Fにリビングを設置すると日当たりが悪いケースもよくあるでしょう。
そんな土地なら2Fリビングにすることで日当たりも良くなります。
さらに「南向き・大きな窓・高窓・吹き抜け」などと組み合わせれば、もっともっと日当たり抜群の気持ちの良い空間に。「電気をつけないと暗い」という状況になりづらく、晴れて日当たりの良い日はもちろん、少し曇った日でも程よい自然の明るさが部屋全体に広がるでしょう。
プライバシー的にも良好な空間に
2Fリビングなら通行人からの視線を気にすることもありません。
土地の条件によって異なりますが、交通量の多い道路に面している土地の場合、1Fリビングではカーテンや窓を開けたときに通行人と目が合った…などの気まずいシーンもあるものです。
「日当たりが良い日だからカーテンと窓を開けたい」というときも、1Fリビングなばかりにカーテンを閉めっぱなしという状況も少なくありません。
本来、リビングはゆったりとリラックスしたい空間であるにもかかわらず、土地条件によってはカーテンを開けづらく、日当たりが悪くなるのは残念なことです。
また、窓を少し開けたときも「リビングの会話が通行人や隣家に聞こえるのではないか?」と気になる土地もあるでしょう。
2Fリビングなら、通行人からの視線をカットできるうえ、生活音も聞こえづらくできるため、プライバシーの確保にもつながります。
狭小地との相性も◎なリビング
平均的な広さよりも、ちょっと狭い土地に家を建てるケースもあるでしょう。
いわゆる“狭小地”などと言われる土地です。
土地が狭い場合、リビングを1Fにすると、どうしても日当たりが悪くなり、暗さやプライバシー的にも不満を感じやすくなります。
無理に1Fにリビングを作って「理想の間取りが叶えられなかった」というケースも少なくありません。
そんな土地は、2Fにリビングを作ることで1Fでは得られない日当たりやプライバシーを確保できるメリットがあります。
日当たりやプライバシー面で土地に厳しい条件を持つ狭小地にこそ、2Fリビングはオススメのリビングと言えるでしょう。
窓からの景色に開放感がある
一般的に2Fの方が窓の外の開放感があります。
1Fの外に駐車場や庭の樹木、隣家の外壁、境界として設けた塀などがある土地の場合、視界がある程度遮られてしまいます。
ところが、2Fの場合、そういったものがなくなり、通常は視界が開けるでしょう。
隣家の窓の位置にもよりますが、2Fリビングのカーテンをあけておけば日当たりも良く、一層開放感が高まります。
実は耐震性能もある
2Fリビングは、実は耐震性がアップする間取りです。
かつての日本家屋では「台所・食堂」「居間」がそれぞれ独立した部屋で、壁で区切った間取りが一般的でした。
台所や食堂はあくまでも調理・食事をする場所で採光はあまり重視せず、一方、居間は家族が過ごす部屋として大きな窓を付けて日当たりを良くする、と言う間取りがかつての間取りのタイプでした。
でも、近年はキッチンからリビングをすべて同じ空間にする「リビングダイニング」が主流ですから、かなりの大空間になります。
ただ、1Fにつくった場合、リビングダイニングという広い空間と大きな窓という開口部によって柱や壁も減ってしまいます。
2Fにリビングを設置すれば1Fは居室となり、柱や壁が増えることで建物が安定し、耐震面ではプラスと捉えることができるでしょう。
バルコニーへの動線がよく、外の景色も堪能できる
2Fリビングにするとバルコニーとの動線がよくなります。1Fにリビングがある場合、2Fに設置したバルコニーはふだん目に入りません。
「バルコニーから外の景色を見よう」と考えると、階段をあがることになります。
2Fリビングにバルコニーを通じさせる間取りにすれば常に目に入ることから、「新鮮な空気を吸いたい・遠くの景色を見たい」と、日当たりの良いバルコニーで気分転換ができます。
アウトドアリビングをつくりやすい
2Fリビングに広いバルコニーを隣接してアウトドアリビングをつくりやすくなります。
バルコニーと言っても一般的なよくある狭いタイプではなく、広さやプライバシー面にも配慮したバルコニーです。
目隠しフェンスを設けて視線を遮れば安心してくつろげる空間に。
開放感や日当たり、通風などを兼ね備え、リビングの延長線上にあるため日常的に使いやすいのもアウトドアリビングの魅力です。
開口部を大きく設けても周囲からも見えづらいので、1Fリビングにつくるよりも一層プライベート感が強まりそうです。
ガレージハウスとの相性も良い
2Fリビングを作ることで、1Fにインナーガレージを作る面積を確保しやすくなります。
インナーガレージは土地の有効活用はもちろんのこと、愛車を守りたい人にとっては注目される方法です。
インナーガレージの上をバルコニーにすることで、外観のフォルムもすっきりとまとまりをもたせる工夫もできるかもしれません。
周囲の音が聞こえにくい
2Fリビングは窓を開けたときに、外の音が聞こえづらいです。
土地条件によっても異なりますが、1Fリビングの場合、近隣の家のリビングからテレビの音や会話が聞こえてくることも多いでしょう。
車の音、通行人の話し声なども聞こえやすいのが1Fリビングです。
「我が家の音も外に聞こえているのだろうか?」など心配になりますよね。
でも、2Fリビングなら外部の音や声も聞こえづらくなり、静かに落ち着いて過ごせます。
天井の形状を活かしたおしゃれな仕上げも
屋根の形状によっては、屋根の傾斜を利用した勾配天井にすることもできます。
壁の面積が上側に増えることで、高い位置に窓を設ける“高窓”というデザインも可能です。
日当たりも良くなります。
扉から入ったとき、ソファーに座ったときなど、あらゆる瞬間に開放感を感じることができるでしょう。
通常であれば隠してしまう構造である梁をあらわにし“見せ梁”にすると、おしゃれで立体的なデザインとなります。
トップライトをつけて、より明るくおしゃれな空間に
1Fリビングでは上階に居室があるので難しいですが、2Fリビングなら屋根形状によってはトップライト(天窓)を取り付けることもできます。
トップライトは日中に自然光が入り込むのはもちろん、見上げたときに青空や星空が目に入ります。
外に出ないのに“空”を見られるのは素敵なことですよね。
また、トップライトから月が見えることもあります。
リビングのソファーに座りながら月夜を楽しむことができる贅沢な空間にもなるでしょう。
まとめ
今回は、2Fリビングのメリットを中心としてお伝えしました。
1階と2階という階数の違いによって、リビングの日当たりやプライバシー面がだいぶ変わってきます。
1Fリビングでも日当たりや希望の間取りを叶えられることも多いですが、土地によっては2Fリビングを採用した方が一層魅力的な空間作りができる可能性もあるでしょう。
また、単に2Fにリビングを作って日当たりを確保するだけでなく、もっと楽しくおしゃれにできる工夫も多々あります。
家族がリビングにどんな希望をもっているか、重視するポイントは何なのかなどでリビングのスタイルも異なるものです。
1日のうちでも多くの時間を過ごす場所であることをふまえ、ご家族みんなでリビングについて話してみましょう。
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